絵カードの予定表で七五三にのぞんだら、うまくいかなかった話
結論:うまくいかなかった
先日、未就学の子どもの七五三がありました。当日の流れを前もって伝えておきたくて、前日に絵カードで1日の予定表を作り、当日はスマホで見せながら動くことにしました。
結果から書くと、うまくいきませんでした。ご祈祷のあいだもじっとしていられず、ほかの場面も含めて、全体を通して思ったようには進みませんでした。いちばん強く感じたのは、絵カードを見せていても見通しが伝わっていないということです。
うまくいった話ではありませんが、同じように行事の日に悩んでいる人の参考になればと思い、記録として残しておきます。
使ったもの:絵カードの予定表「みとおしボード」
使ったのは、自分で作った「みとおしボード」という無料のWebツールです。絵カードを順番に並べておくと、スマホに「いま」と「つぎは」が大きな絵で出て、終わったら「おわった」を押して次へ進みます。

七五三の日のために、次のような予定を作りました。
- おきる
- あさごはん・はみがき・きがえ
- 車で駐車場へ、歩いて神社へ
- ご祈祷
- 歩いて写真館へ、着物に着替えて写真を撮る
- 普段の服に着替えて、歩いてお店へ
- お昼ごはんを食べて、歩いて駐車場へ、車で帰る
細かく分けたので、カードは全部で16枚になりました。
何がまずかったのか
当日を振り返って、思い当たることを書いておきます。はっきりした原因はわかりませんが、少なくとも次の点はよくなかったと思っています。
カードが多すぎた
16枚は、子どもが一度に受け止めるには多すぎました。「歩いて神社へ」「神社」「ご祈祷」のように、大人から見ればひと続きのことを細かく分けすぎていて、カードを見せても「いまはどこなのか」が伝わりにくかったと思います。
文字が読めないと、絵だけでは区別がつかない
「歩いて神社へ」も「歩いて写真館へ」も、絵は同じ歩く子どもです。文字が読めない子にとっては、どちらも「あるく」でしかありません。行き先を伝えたつもりでいたのは、大人の側だけでした。

前日に作って、当日いきなり見せた
予定表を作ったのは前日で、子どもに慣れてもらう時間はほとんどありませんでした。ふだんと違う場所や服装が重なる日に、カードの見方まで一緒にわかってもらおうとしたのは無理があったと思います。
やったこと:カードを減らして、使い回せる形に
終わったあと、予定表のひな形を作り直しました。
- 七五三だけのことばや移動のカードをやめて、カードを9枚に減らした
- 「おきる → あさごはん → きがえ → くるま → じんじゃ → ごきとう → しゃしん → おみせ → おうち」のように、1枚が1つの場面になるようにした
- 七五三に限らず、お宮参りや入園式などの行事にも使えるよう「ぎょうじの日」という名前にした

次に試したいこと
次に行事がある日は、次のことを試すつもりです。
- 前の日までに何度か見せておく。 当日初めて見せるのではなく、ふだんの日から絵カードの見方に慣れてもらう
- 場面の区切りでカードを指さしてから動く。 スマホを見せるだけでなく、「いまはこれ、つぎはこれ」と言葉と一緒に伝える
- じっとしてほしい時間は、できるだけ短くする。 カードで伝えても、待てる長さには限りがあると思っています
絵カードを使えば見通しが持てる、と簡単に考えていたところがありました。道具があっても、それだけで伝わるわけではない、というのが今回わかったことです。どう伝えるのがよいかは、専門の人にも相談してみようと思っています。
みとおしボードについて
今回使ったみとおしボードは、無料・登録なしで使えます。予定はお使いのスマホの中だけに保存され、どこにも送られません。行事の日のひな形も入っているので、同じように悩んでいる人がいたら、試してみてください。
CiviNavi の運営者です。元システムエンジニアで、家事と育児をしながらこのサイトを運営しています。ブログでは、自分で買って実際に使ったものの感想を、良かった点だけでなく気になった点も含めて書いています。買う前に調べた内容を書くときは、まだ買っていないことを記事の最初に明記します。国の統計などの一次データを使った無料のツールも公開しています。
